地域や社会への想い

東日本大震災の被災地を訪ねて…..

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 先般 東日本大震災の被災地の一つである宮城県の名取市と福島方面を訪れました。
 バスで金沢の市役所を A.M.6:15に出発して名取市役所に着いたのがP.M.3:00…途中休憩や昼食の時間も含みますが、車中での移動時間が長く 金沢からの距離を実感しました。
 名取市役所を表敬訪問し、同地の教育長の方や生涯学習課の方々からの二年余前の被災時の状況やその後の取組みと現状をお聞きして、市内の海沿いの町であった閖上(ゆりあげ)地区を訪ねました。写真は今は廃墟となっている閖上中学校の屋上から写した集落の跡です。
 当地区では住民が 約5600人が居住されていた地域で、その内の 800人近くの方が津波で犠牲になられたと聞きました。今なお当時の傷跡のままで、瓦礫は撤去されているとは言えここに大きな集落があったとは想像もできない状況で、当時テレビの画面からくり返し流されていた大津波の衝撃が甦ってきました。
 
翌日は原発事故で避難をされている福島県の飯舘村の方からも、これまでの経緯や現状のお話を伺うことが出来ました。怒りにも似た遣る瀬無さを感じながら、避難されて二年も経つのに未だ先行きの見えない不安に共感するばかりでした。
 
 被災された方々には消し去る事の出来ない様々な辛い想いを抱きながらこれからも歩み続けるのでしょうが、この時代に生きた全ての日本人がこの災害を忘れてはならないのだと改めて思い知らされました。決して風化させてはいけない大災害であったのだという事を。

 

男女共同参画審議会 Ⅱ

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 新・金沢市男女共同参画推進行動計画策定会議(長スギル)が市役所であり協議を終えて先程帰ってきました。協議会の委員メンバーは大学教授や弁護士会・NPO法人・金沢市の各種団体などの代表者に加えて公募委員も含め15名です。協議内容が多く、次々と多量の資料に添って進んで行ったのですが。委員からも積極的な発言が相次ぎ、私自身も得る事の多い審議会であり、委員の一人として参加出来ていた事に感謝をしています。

 教育現場における男女平等教育のための環境整備として、市内の小中学校における男女混合名簿の導入推進があります。委員のお一人が男女混合名簿への必要性を疑問視する発言をし、『当審議会の委員として不適任である!』 との強い非難の声も出ました・・・が、自身も以前は男女混合名簿への違和感を感じた一人でありました。恐らく、現時点でも男女を問わずに年配の方々の中では違和感を感じる方が多いのでは無いかと思います。 私も現在では男女混合名簿も平等教育の中で必要な事の一つであると考えれるようになっていますが、自身が過去からの慣習や認識という呪縛から逃れ、現状の考察から必要性を感じれるようなるのにある程度の時間が掛かったように、現実の社会においても全ての方が男女の真なる対等・平等を思えるようになるのには啓蒙の継続と未だ幾許かの時間が必要だと考えられます。

 私の周りにも 《家事・育児は女性の仕事》 と頑なに信じ雁字搦めになっている男性が多くいます・・・いや、女性も。その様な方々に言わせて頂きます。 
        『 時代は既に変わっている、彼方は遅れをとっている 』 と
 

 

 

長寿を祝う会

DSCN3778.JPG DSCN3784.JPG 長寿を祝う会  DSCN3788.JPG DSCN3789.JPG 子ども会交流

 
昨日は午前中に地元の《長寿を祝う会》に参加をしました(…と言っても、祝われる方ではなく。来賓者として御祝いの挨拶を述べる側での参加ですヨ)。 アトラクションの最初に小学校2年生の生徒さん達による合唱があり、最後の歌は〝涙そうそう〟。子供達が舞台から降りてご参加のご長寿の方々の元へ分かれて行きその場で歌を続け・・・ご長寿の皆さんが嬉しそう!! 来賓席の前でもお一人のお婆ちゃんが子供の手を握り、何とも言えない 可愛いい!愛しい!・・・という表情で歌の間中とても嬉しそう。 慈愛という表現をしても過言で無い位のご長寿の皆さま方の気持がこちらにも伝わってきて思わず目頭が熱くなりました。  
 
 
 
午後からは金沢市子ども会連合会からのご依頼で、金沢で行われていた《勝山市・金沢市子ども会交流会》の一部として〝お抹茶体験〟を行いました。最初に簡単に “お茶(抹茶・茶道)” の事に触れ、茶道を習っている小学校の生徒によるお手前のデモンストレーション。その後半数づつに分かれて、抹茶を点てる側とそれを頂くお客さん。交替をして夫々に体験をして頂きました。
後片付けもそこそこに・・・  
 
 
 
夕方から以前から頼まれていた《灰形》の勉強会。予定時刻より皆さんが早くお出でになっておられて慌てて準備を。灰形の後は《南方録》中の “会”(茶会記) の勉強会を行い、約2時間で終了。 終えると直ぐに、来月の茶会の為に使用する道具の一つを見せて頂くために、市内の某所へ駆けつけました。 ~~~~いやはや、何とも忙しい一日でした。
 

 

 

 

教育現場からの発信~

昨晩、私が代表を務めている会が共催して〝青少年健全育成講座〟で地元の小学校長にお願いをして講演会を行いました。先週来よりの大津市における中学生の自殺問題の報道で、イジメそのものに対してや〝開かれた学校〟への要望も出された会となりました。 大津市の事件(と言っても良いでしょうが)そのものについては痛ましくやるせない思いで一杯ですが、なによりも悲しいのは教育現場への不信感が募っているように思える事です。教育現場への不信感が募る事により最も犠牲となるのは子ども達です。 イジメそのものを根絶する事は容易く無い事であると思いますが、その対処に対してはもっと真剣な気持で取り組まなければならないでしょう。 学校関係者のみならず、社会全体が襟を正し同じ様な不幸が二度と起こらないように注意深く見続けていきましょう。

金沢市男女共同参画審議会

 平成24年度の金沢市男女共同参画審議会の委員となり、本日第一回目の審議会がありました。 金沢市の基本理念をキャッチフレーズにした言葉は《 ~ 女(ひと) と 男(ひと) がともに輝くまち 金沢~ 》です。 現代の茶の湯の世界では女性が圧倒的に多数を占めて行われています為に、私自身はジェンダーを身近に感じる事が少ないのですが。 客観的に見れば、まだ多くの場面で男性優位の世の中であると思います。 勿論、全ての面で男女が全く同じ様にという事にも無理があります。

 私は「らしく」という言葉が好きですし、「らしく」あろうとする事は大切な事だと思っています。 同審議会の委員として不適任であるとの指摘があるかもしれませんが、敢て誤解を恐れずに申し上げます。「男らしく」 「女らしく」そして 少し意味合いに距離がありますが「自分らしく」 ・・・と。 自身もいつも心の中で 「男らしくなければ!」 と思いこれまで生きてきました(思い通り〝男らしく〟生きてこれているかは疑問ですけれども)。 自身の中での一つのイメージではありますが、《美しい男性の姿》 と 《美しい女性の姿》(容姿の話ではありません) はどうしても重なりません。そして、もう一つ《美しい人としての姿》というイメージもありますが、これは当然 男女の区別無く 人間として美しい生き方をしているその姿です。

 性の違いを乗り越えるべき所ではお互いを認め合ながら乗り越えて、しかし 性の違いによる感性の違いも歴然として存在すると思います。それは共に夫々が不足している部分とも言えるでしょう。 性の違いを認めながら尊重し、かつ平等であるとの意識を持つ事、それが(ひと) と 男(ひと) がともに輝く という事だと思います。