茶の湯徒然

茶室の畳

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 茶室の畳の大きさについてのご質問が相次ぎました。 部屋を京間に出来ればそれに越した事は無いのですが、四畳半以上の部屋を京間で取ろうとしましても茶室の場合は水屋のスペースも必要となりますので、茶の湯が生活の中心で無い限り、我が国の住宅事情から考えましても居住スペースを削ってでも京間の茶室を造るという事が難しい現状に多く出会います。
 因みに、京間の場合は畳の幅が 955㎜ (縦・1910㎜)で関西以南で使用されている畳で、江戸間は関東地方を中心に使用されている畳で 880㎜(縦・1760㎜)です。中京間と呼ばれる幅 910㎜の畳もありますが、最近では団地間と呼ばれている 850㎜やそれ以下の横幅の畳も良く見かけます。しかしながら茶の湯の点前スペースを考えました時に、江戸間の横幅を切れますと点前そのものや道具の置位置などが大変窮屈で無理が掛かります。少なくとも点前畳の横幅だけは(理想を言えば)京間幅を取れれば良いのですが、その分貴人畳の縦の長さや客畳が狭くなりますのでそこの所も考慮に入れて、出来うる限り畳の横幅を広めに取る事をお奨めしています。