日本文化...茶の湯 のお勧め

日本文化…茶の湯 のお勧め

“茶道”と聞いて敷居の高いイメージを待たれていた方でも、一度茶の湯の世界を垣間見ると、それまでのイメージが一掃されるようです。茶道について私はよくこの様にお話しする事があります。
 

『日本の伝統や精神性、また様々な工芸や美意識が凝縮された世界です。
しかも、それは特別な世界では無く、ごく自然に日常的に入り込んでいる我国の
文化の再発見でもあります』と。

そして、その日常性をより美しく・より深い精神性をより高い美意識を…
との求めに充分に応え得るのが茶道であると考えます。

とは言え、茶の湯の基本である“もてなし”の心を忘れては茶道は成立しないでしょう。
抹茶



『如何にして 来られたお客様に 心から美味しいと思って頂ける“お茶”を差し上げる事が出来るか?』をいつも自問しながら茶の湯を行う…その思いがなければ茶の湯では無くなると考えます。
また、客となった時にも主(あるじ)の思い入れを感じ取れる余裕を持ち、主と客の心の交流が生れるところに茶道の真の醍醐味があると言えるのではないでしょうか。

 

裏千家茶道教場主宰  山本宗茂