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待
ち わ び る 春
一年で最も寒い月と言われる二月ですが、立春も過ぎると春の足音が聞こえてくるような気がします。 北陸という雪国に住む我々には
“残雪”というこの時期の季語を目にすると厳しい寒さが日毎和らいでいく喜びを感じずにはいられません。
子供の頃は冬になると
雪を待ちわび、シンとした寒い朝・・・普段とは違う明るさに戸惑いながらもカーテンを開け、窓の外に降り積もっている雪に心が踊りいち早く外へ飛び出て行き、新雪のまばゆさに高揚していました。 雪を見てあのように踊っていた心が年齢を重ねると共に徐序に失われていくのは何故でしょうか? 私だけではなく、恐らくかなり多くの大人達が子供の頃のような感動が失われてしまった寂しさを覚えているのではないでしょうか?
きさらぎの 雪のきららを髪にのせ 花冠のごとく 羞ぢらひゆけり
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